久し振りに猫のNPO団体に顔を出した、狭い檻の中に沢山の子猫から成猫まで結構な数。お手伝いで弱った猫の強制給餌と皮下点滴などを行って来た、何故そんな事をするかと言うと元々猫の医療・飼育補助ボランティアをやっていた事、そしてウチの猫達との出会いのキッカケでもあったから。
ウチの猫達は何れも保健所の殺処分を免れた保護猫達だ、猫保護のNPO団体で準獣医療と保護後の治療を担当していたので実に沢山の猫に出会う事が出来た。
その中で引き取ったのが三毛の梵ちゃんやキジトラの菊ちゃんだったりするのです、回虫や条虫検査→FIV(その他5種+血液検査)→ノミダニ検査→レントゲン+心電図検査→避妊や去勢…ここまで来てやっとこで引き取れる段階に成る。
シッカリとしたNPO団体だと子猫の受け渡しまでに2週間~3週間の検査期間が掛かる上、費用も上記の項目で8万近く掛かる。中には「雑種の猫を引き取ってやるのに金を取るのか」と文句を言う人も結構居る、その度に”雑種も血統も関係ないです”と説明しても「それなら引き取り後に自分達で検査や手術を行うから直ぐよこせ」とか「ペットにそんな金は掛けられない」とか。
猫キチの自分からすると色々と、もう。
沢山の猫を救ってあげたいと思うのは人間の思い上がりだしエゴなのも自覚している訳でして、せめてウチの猫達だけはグータラ生活を満喫させてあげたいと。
そろそろ上の子が猫生最初で最後の歯石除去の時期、麻酔は怖いからどうしようか…。
photograph - nee