茨城県│竹内農場(赤レンガ西洋館)
滅びの美学 [ 廃墟・廃屋・遺跡・廃村・廃道 ] 探索 - 茨城県 竹内農場(赤レンガ西洋館)
今年も残す所僅かと成った2009年、年末。廃墟では有名物件である「竹内農場」に行って来ました、俗称では「赤レンガ」や「西洋館」でご存知の方も多いと思います。歴史はとても古く、建築されたのは1920年、所有者は吉田茂の実父の竹内綱。姓が違うのは竹内綱の親友で在った吉田健二の養子と出され為に吉田姓に改名した為だ。建築されてから10年と経たない内に手放され、同時期に建設された関連施設は売却されたがこの赤レンガの棟は複雑な経緯が在って取り残された様だ。
1931年には殆どの関連会社や人間の手を離れ廃墟への道を辿るのだけど歴史が何とも面白い、この竹内農場を記録した文献「龍ヶ崎・牛久・取手の目で見る100年の歩み」を読むと建設に至る背景や稼働した数年間の来客者などが想像出来ます。
現在はご覧通り、地盤と外壁を残すだけで自然の侵食を大いに受けている。しかし建造から90年近くが経過している事を考えれば当時としても強固でデザインも西洋文化を取り入れた素晴らしい物だったに違いない。
近年は心霊スポットとして雑誌やテレビ、ネットでも取り上げられてしまい、心霊系アタックや若いパッションを爆発させても尚有り余すエネルギーを発散する対象を探し求める茶坊主どもに荒らされいる。貴重な歴史的建造物だけに行政が文化財的な申請をして保存する事もアリだと思うだけどどうなのだろう、そう成ると写真好きや廃墟フリークが困る事に成るのかもなぁ。
この場所に限らず暗所での撮影は色々と不便な事が多い、それはカメラの設定だったりレンズの選択だったり。廃虚は特に狭くて暗くて構図も限られてくるし撮影には苦労する被写体の一つ。
訪問後の机上調査でこの建造に関わった方のお孫さんに当たる方をウェブ上で発見、また行政への問合せで色々と知る事が出来たのだけれど内容が長くなるので今回は割愛、何れ整理して追加レポートしたいと考えております。
まずはその前に機材を変更して再訪撮影、いつ崩れるかも解らないので早めに行きたいと。
最後に正面から、この竹内農場は度重なる無配慮アタッカーさんのお陰でヒッソリ楽しむ方々にも双方不利益を出し始めている様です。管理物件なのだけどこの場所にセキュリティは無し、なので場所さえ解れば出入りは自由。密林に覆われて解りづらいといえ近隣付近の住民からは度々訪れる土地の者でない人間の出入は怪しく映り、来訪者と近隣住民のトラブルや警察への通報も何度か在ったようだ。
もし今後来訪される方が居るのだならばヒッソリと、そして劣化意外の破損が生まれない楽しみ方をお願いしたいです。オマけで建設当時の資料写真を掲載。
いまでは見る影も在りませんがそれでも廃墟としての魅力は満点、大変美しい場所でした。コチラの資料写真は「龍ヶ崎・牛久・取手の目で見る100年の歩み」から転載、場所はこの資料名から茨城だとは解ると思いますが敢えて不掲載(2011年に公開しました)。探すのも楽しいですし直ぐに見つける事が出来るでしょう。
さて、この場所。地元で企画されたウォーキングイベントのコースに入っていまして取材撮影で同行させて貰いました、元行政の方も同行されていて色々と教えて頂きましたがホント歴史が在る建造物なんです。な、もんで興味は尽きずで再訪しました↓。
2011.09.25 - 追記 カメラ機材を変更して翌年の9月に再訪しました。
アプローチ
蛇沼の畔、沼の北東の位置。県道48号線龍ヶ崎若柴の長山北交差点2本手前の私道を蛇沼方面へ、畑を抜けて最初のT字路の角に鬱蒼と茂る森の中にこの廃墟は在ります。
地図リンク
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