千葉県│廃船 東港丸
滅びの美学 [ 廃墟・廃屋・遺跡・廃村・廃道 ] 探索 - 木更津港の廃船 東港丸
初めての撮影対象の所為かドキが胸焼け気味で赴いた木更津港、そこで待っていたのはクリオネでもヒトガタでも無い。今回はどっかの大佐が思わず「何度でも蘇るさ」と呟いてしまいそう素敵な廃船「東港丸」号さんです、東港丸さんは行く度に停泊場所が変わると言う不思議な廃船ですが珍霊要素は皆無なのでご安心下さい。
それでは早速長いブームがいぶし銀な廃船「東港丸」のレポート始めましょう。
あらやだ、歳かしら
この迫力と錆力に意味も無く涙腺崩壊よ、早く眼科に行かなくちゃ。あ、最初に書いておきますがこの船に関する詳細は調べておりません。今回は純粋に撮影対象としてパシャってたのでその後の机上調査は行いませんでした。
ごめりんこ(^ _ -)☆
乗組員の声が聞こえてきそうだ、いや寧ろ聞こえる。
「タコのから揚げばっか喰ってんじゃねぇよ、このイカ野郎。ザンギでもしゃぶってろ、ビビリチキンが。」
確かに聞こえるぞう、早く耳鼻科に行かなくちゃ。
onちゃんの悪夢が蘇る船内スピーカー。
廃船って初めてだけれどコリャ癖に成りそうな雰囲気ですねぇ、以外と広い船内は上下構造にも留意して撮影せねば成りますまい。
(photograph : +10)
動いたら大迫力だったろうブームの操作室、巻上機も錆びて回転盤も固着してもう動かないだろうけど今でもその存在感は十分です。
やはり登らねば成りますまい。
「…パねぇな」
「…パねぇっすね」
あ、居たんだ。
(photograph : +10)
廃船と言えば大根島の廃船が有名だけれど此方は何時か撮影しに行こうと考えている内に解体されてしまい苦い思いをした経験が在る、道路の拡張工事の為にセットバックの位置に邪魔なメインの廃船が解体されてしまった。現在も実は残っているのだけれどメインの廃船が撤去しれては遠出する気力も沸かず、国内にアレほどの憂いを残した廃船物件は残ってないだろうなぁ。
あ、最後にアレ貼っておこう。
さて、最初にお話した行く度に停泊場所が変わるお話。グーグルマップとヤフーマップでもやはり停泊位置が変わっておりました、2012年の11月迄は確かに右側だったんだけどなぁ。
グーグルマップさんは右側の位置で撮影されている。
2012年12月の後半に成ると何故か逆側に停泊しております、写真はヤフーマップさん。
しかも何故か廃船が一隻増えてるって言うね、その内また通り掛かりに撮影してきましょうか。
レポートは以上です。
アプローチ
国道16号線、国道127号線共に以外と木更津港へのアクセスが面倒。大通りから細い県道などを経由する必要が在るが木更津駅を目的地にすると以外と楽、木更津駅からは海岸沿いに出る為の踏切を渡り左折すると直ぐにこの廃船が見えるだろう。
photograph - nee