千葉県│米山工業
滅びの美学 [ 廃墟・廃屋・遺跡・廃村・廃道 ] 探索 - 137 米山工業
諸事情在って詳細はお伝え出来ないのだけれど魅力溢れる廃虚をご紹介したい、千葉県某所に解体待ちで残る工場跡の廃虚だ。殆どの物件は事前調査と撮影後の取材、机上調査でレポートするこのブログに在って初っ端からの情報規制は珍しい物件だ。
ウェブ上で検索しても同名の別会社が出てくるだけでこの廃虚に関しては引っ掛かる情報は無い、セキュリティも現役で生きているのでもし見つけても侵入はお薦めしない。もやっとする導入説明だけれど廃虚としての美しさは掲載写真を見て頂ければご理解頂けるだろう、一応調べた詳細も現時点では伏せさせて頂きたい。
廃虚歴は極僅か、数年前まで現役だったこの施設。名前だけでも公開しておこう、その名を「米山工業」と言う。恐らく2012年7月現在ではどの廃墟系サイトでも取扱いが無いと思うけど地元の方ならピンと来るかも、写真を見てどういった施設か判別出来る方は見つける事が出来るかもしれないです。
それではレポートを始めましょうか。
付近には何もない場所にポツンとこの施設が残っているのが印象的、此方の倉庫跡は晩年に建造されたが稼動次期は短かった様だ。よって打たれたアスファルトもとても綺麗な状態で残されていた。
それにしても凄い画だな、コリャ。
先程の倉庫跡より随分古いが解体が此方の方が後だった様で錆は少ない、この工場が作られた初期の倉庫だ。
周囲はご覧の通り深い緑に覆われているのも素晴らしい、稼動停止から数年でも自然の猛威は恐ろしい程早く進む。
中央にベンチが残る倉庫跡、2番目に古い。この場所がかつて屋根も側壁も張られた箱物だったとは思えない位自然が侵食していた。
ああ、それにしてもこの鉄骨。割橋魂が疼くじゃありませんか、登りたい…登ったり降りたりアレしたりしたい。
正直解る人が見るとどういった立地に造られる施設が一発でバレる筈、しかし自然侵食された人口建造物のなんと美しい事か。骨組だけってのもソソルんですのよ、ホント。
さてさて、全く何時もの様なレポートとは異なる歯切れの悪いエントリーでした。申し訳御座いませんです、ホントすんませんです。が、色々と。うん。
完全解体されたら調査した情報を全て公開する予定です、暫くこの間々の様ですので忘れた頃に追加エントリーしようかと思っております。
まあミニレポートって事で。
アプローチ
秘境及び特定廃墟物件は自然保護と建造物保護の為に不掲載としています、申し訳御座いません。
地図リンク
秘境及び特定廃墟物件は自然保護と建造物保護の為に不掲載としています、申し訳御座いません。
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