新潟県│ホワイトハウス・ブラックハウス
滅びの美学 [ 廃墟・廃屋・遺跡・廃村・廃道 ] 探索 - 新潟県 ホワイトハウス・ブラックハウス
新潟の廃墟物件へ訪問した際に時間的に余裕が在ったので行って来ましたよ、新潟ではとっても有名な廃墟へ。と、言ってもこの廃墟、どちらかと言うと心霊スポットとして有名でして、その様なスポットは全く興味が無いもので廃墟としての魅力が在るかどうかを見に行った感じです。
最初に結論を言うとホワイトハウスは全くどうでも良い物件でした、悪戯書きが多く、破損も多くて何しろ汚い。廃美としての魅力は1%も無いただの崩れかけの別荘跡、コレから行こうと思っている方は行く必要ないです、ホントに。廃墟としても心霊スポットとしても何であんな物件が有名なのか自分にはサッパリ。
新潟県新潟市の角田浜のちょこっと奥にこのホワイトハウスは在りました、地元の方(バイク雑誌の取材でたまたま話した所、この場所を良く知っているとの事でお願いしました)が同行したので迷う事も無くすんなりと。心霊系の方がバ○みたいに作り話に花を咲かせていますがネット上で囁かれている事実は一切在りません(※1)、ここは普通に別荘ととして使用され、現在では使われなくなっただけです。
※1 一応関係各所に問い合わせて公開されている事件簿と照合して頂きました。
なんで心霊さんの方ってどうにかして変な作り話を正当化しようとするのかなぁ…調べれば管理してる不動産や物件管理者も判明するし少ないけど現在のこの別荘のオーナーさんの状況なども解るのに。
感想としてはきったない、それだけの空間。同行者さんは地元の方でまだ心霊スポットとして全国区に成るずっと以前に来た事が在る様で「昔は部屋内に二階へ登る階段が在った」と教えてくれた。
ホワイトハウスの裏手に回ると外階段が在る…筈だった。外階階段から二階に上がったという報告もネット上にチラホラ、しかし行ってみるとベースが崩壊して壁側にぶら下がっている状態。しかも錆びていて危ない、登らぬ方が吉だが取敢えず二階も見ておこうと思い別の鉄骨からおひょひょいと登る。
二階はこんな感じ、「黒夢」です。MTA?マイクロソフト・テクノロジー・アソシエイトの事か。
裏手はこの様に外階段が崩れてしまって登るのは本当に危険なので止めて欲しい、と言うか何度も書くけども「来る価値無し」の物件です。
滞在時間も15分ほどで終了、この場所には他にも「真ホワイトハウス」とか別の切り口で語られるエピソードとか色々と在るのだけど馬鹿馬鹿しいので詳細は割合する。簡単に調査した内容を書くと、
このホワイトハウスから林道を登ると在るとか無いとか、確かにここから先に砂防ダムの管理舗装道が過去利用されていた事は行政の記録にも在った。更に2本ほどの支線が沢から左右に延びている事も確認(この支線は国土地理院の掲載基準に満たなかった為に描かれていません)、しかし建造物が建設された記録も無いし実際無い。
つまり無い。無い。(調べるつもりは無かった、ついカッとなってやった。)
続いて来たのが同じ新潟県で並び評されるブラックハウス事「自殺電波塔」だ、いやぁココは迷った。場所は何となく解っていたのだけど藪っちゃって見落としていた、帰り掛けに気付いたので良かったけど時間は既に日没数分前。
いざ特攻…はしたんですが新緑のブッシュに阻まれて後10メートルの所でタイムオーバー、訪問適いませんでした。
因みにホワイトハウスと続編的に語られるアノ話もデタラメもいいところなので信用しない事。と、言うか地域の歴史を紐解けばこの場所がどういった経緯で立てられて現在に到ったか解ります。
正式名称は「弥彦無線中継所」跡、各々調べて頂ければ簡単に事実が解ると思います。ただこのブラックハウス、廃墟としての魅力は意外と在ります。自殺電波塔なんて呼ばれてやはり心霊スポット化してますが同様に調べた結果この場所でも事件事故などの史実は在りませんでした。建造物は意外と歴史が在って廃美が期待出来るので秋口や冬の終わりにでも再訪したいと考えておりますが新潟かぁ…遠いなぁ。
今回はこの辺で。
ホワイトハウス
アプローチ
角田浜から本当に直ぐ近く、「えびすや」さんから私道に入ってトンネルを通過すればホワイトハウスの前へ出ます。ただ手前に民家が在りますので時間を留意して訪問してください。
地図リンク
ブラックハウス(自殺電波塔/弥彦無線中継所)
アプローチ
国道402号線から彦根山へ向かう彦根山スカイラインへ、ワインディング途中の最初のT字路手前がブラックハウスへの侵入経路と成ります。夏季はブッシュの為、特攻不可能です。
photograph - nee
ここから下はブログ内容と一切関係ないブログサービスの広告スペースです、誤ったクリックなどにご注意下さい
お笑い芸人まとめ情報M-1ちゃんねる お笑い芸人についての2chまとめブログです。中の人が現役お笑い芸人さんがブログを書いているらしいので誰なのか気になります。