宮崎県│高千穂峡
デザインリニューアルに伴い、2010年11月19日にエントリーした内容を再掲載しました。
いやぁずっと行きたかった高千穂峡、その昔バイクでツーリングした時は素通りして以来高速道路のICが付近に無いこの辺は全く来ていませんでした。仕事の都合で九州に行く事に成ってからは絶対この高千穂峡に行こうと決めていて念願叶っての撮影です。
前日までの平尾台、九重連山と無理をしてのタイトスケジュールのおかげで当日は幾分かの余裕が在ったのでユックリと撮影しようと思います、いや…思ってました。
先に言うと撮影時間は10分にも満たない短時間での撤退を余儀なくされたのですが…うーん悔しい。
高千穂峡、正式には五箇瀬川峡谷と言うらしいです。お恥ずかしい話、僕は始めて聞く名称で一つ勉強に成りました。
パンフレットなどの説明によると
高千穂峡は約12万年前と約9万年前の二回の阿蘇火山活動の際、噴出した溶岩流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却された侵食谷。
上流の窓ノ瀬から下流の吐合間が中心で、1934年(昭和9年)11月10日に五ヶ瀬渓谷(ごかせがわきょうこく)として、名勝及び天然記念物に指定され、一帯は昭和40年3月に祖母傾国定公園に指定されました。
柱状節理のそそりたつ断崖、岩をかむ激流、千古の謎を秘めた深淵、湧く岩清水、四季を通じて雄大にして清々しい景観です。
と、在り、その美しい風景を楽しみに全国から沢山の観光客が訪れる。駐車場から直ぐの所に遊歩道の入口が在ってその手前の橋からこんな絵に成ります。皆この場所からは写真撮らないのね。
それにしても「そそりたつ」って何かエロいな。
沢山の高千穂峡の写真がウェブ上にも転がっているのだけどその殆どが遊歩道が広がったエントランスの様に成った場所から、この場所は本当に人気が在ってボートからの写真と人気を二分する。
なので当然ツアーなんかもこの場所で記念撮影するワケでして、丁度僕が行った時に大きなツアーバスが後から駐車場に入って来て嫌な予感はしてたんですよ。
圧巻です。
来るわ来るわ、バス5台分のツアー客が。もう歩く場所が無い位に広がって個人客を退けながら旗持ったおばちゃんガイドが何組も何組も何組もー。途切れる一瞬の隙に撮ろうと思っても待ってた他の個人客さんと場所の撮り合い、僕は数枚とって諦めました。
しかも帰ろうと思ってカメラと三脚を片付けていると
「ちょっと撮って貰えますか?」
まーた始まった。
お決まりの声を掛けられ、「いいですよ」と言ったのが運の尽き。次から次へと「私も、オラも、死ぬまで愛して」の連続で何組さん撮ったか解らんですよ、ガイドさん…注意して。
団体が薄くなる1分~2分の間、この様に個人の方が写真を撮ります。場所の広さは三脚3台分位かなぁ、楽しみにしてたけどスッカリ興が冷めてしまって直ぐに駐車場から出てしまいました。
駐車場のおじさんに、
「もう撮ったのかい?」
と言われ、撮りたくても撮れないんですよ(目線をバスに向けて)と答える。
「ああ、そうか団体さんね。正直おれらも団体がメインで商売してるから個人さんには気の毒だけど我慢してもらわんと、まあまた来てよ」
ですよねー
ってそりゃないだろ。もうホント残念だった、有名な観光地って往々にしてこんな目に合う確立が多いです。
さて、どうしよう。思ったより時間が空いてしまったなぁ…そう言えば阿蘇の方に素敵な廃校が在った気がする、んじゃ適当に向ってみましょうか。事前に調べておいた撮影候補地から本来のルートからちょっと外れた物件を引っ張り出す、向うは阿蘇。
物件名は「旧上色見小学校」と言います、ほいでは出発すんべ。
※ 有名過ぎるのでアクセスと地図リンクは在りませぬ。
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