千葉県│米山工業
滅びの美学 [ 廃墟・廃屋・遺跡・廃村・廃道 ] 探索 - 米山工業
諸事情在って詳細はお伝え出来ないのだけれど魅力溢れる廃墟をご紹介したい、千葉県某所に解体待ちで残る工場跡の廃虚だ。殆どの物件は事前調査と撮影後の取材、机上調査でレポートするこのブログに在って初っ端からの情報規制は珍しい物件だ(2012年現在)。
ウェブ上で検索しても同名の別会社が出てくるだけでこの廃墟に関しては引っ掛かる情報は無い、セキュリティも現役で生きているのでもし見つけても侵入は控えて頂きたい(※1)。もやっとする導入説明だけれど廃墟としての美しさは掲載写真を見て頂ければ一目瞭然…が、一応調べた詳細も現時点(※2)では伏せさせて頂きたい。
※1:撮影許可に関する問い合わせにも回答できません
※2:一応詳細不掲載を条件に色々と教えて頂いたので解体もしくは移譲まではビジーとします
廃墟歴は極僅か、数年前まで現役だったこの施設。名前だけでも公開しておこう、その名を「米山工業」と言う。恐らく2012年7月現在ではどの廃墟系サイトでも取扱いが無いと思うけど地元の方ならピンと来るかも、写真を見てどういった施設か判別出来る方は見つける事が出来るかもしれないです。
それではレポートを始めましょうか。
付近には何もない場所にポツンとこの施設が残っているのが印象的、此方の倉庫跡は晩年に建造されたが稼動期間は短かった様だ。よって打たれたアスファルトもとても綺麗な状態で残されていた。
それにしても凄い画だな、コリャ。
先程の倉庫跡より随分古いが簡易解体が此方の方が後だった様で錆は少ない、この工場(※3)が作られた初期の倉庫だ。
※3:この工場は機械工作などの工場ではありません、主に倉庫業と並行して工場が併設されていました
周囲はご覧の通り深い緑に覆われているのも素晴らしい、稼動停止から数年でも自然の猛威は恐ろしい程早く進む。しかも海っぺりなのに…植物凄いなー。
中央にベンチが残る倉庫跡、2番目に古い。この場所がかつて屋根も側壁も張られた箱物だったとは思えない位自然が侵食していた。
ああ、それにしてもこの鉄骨。割橋魂が疼くじゃありませんか、登りたい…登ったり降りたりアレしたりしたい。
正直解る人が見るとどういった立地に造られる施設が一発でバレる筈(関係者からは絶対伏せる様に念を押されています)、しかし自然侵食された人口建造物のなんと美しい事か。骨組だけってのもソソルんですのよ、ホント。
さてさて、全く何時もの様なレポートとは異なる歯切れの悪いエントリーでした。申し訳御座いませんです、ホントすんませんです。が、色々と。うん。
完全解体されたら調査した情報を全て公開する予定です、暫くこの間々の様ですので忘れた頃に追加エントリーしようかと思っております。
まあミニレポートって事で。
アプローチ
秘境及び特定廃墟物件は自然保護と建造物保護の為に不掲載としています、申し訳御座いません。
地図リンク
秘境及び特定廃墟物件は自然保護と建造物保護の為に不掲載としています、申し訳御座いません。
写真撮影:6Frogs Design Works
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