茨城県│鹿島鉄道 浜駅
滅びの美学 [ 廃墟・廃屋・遺跡・廃村・廃道 ] 探索 - 鹿島鉄道 浜駅(旧関東鉄道鹿島鉄道線/浜浦駅)
今回で3回目(全4回)と成る廃線「鹿島鉄道」の駅舎を廻る旅、実は他にも色々と回りたかったのだけど解体や工事中物件、震災の影響で取り上げるのは4つの駅舎と成った。前回、前々回と引き続いてお隣駅でご紹介するのは「浜駅」です。
浜駅は他の駅舎と比べてどうも廃要素が高い様で新緑~盛緑の時期に行くとホントに何処がホームなのか解りません。その割には過去の歴史を調べると結構な乗降客数を誇ったそうで、その辺も開設しながら進めていきましょうか。
前回もでのエントリーは以下よりどうぞ。
ああ、素敵。これだ、これが廃駅だよ…。これまでのロケーションが素晴らしかった駅舎達と違ってコレこそ本当に廃線、廃駅、廃遺構。夏場なんてレールが在った場所が全部草木で埋め尽くされて何処がホームか解らなく成る程。
因みに鹿島参宮鉄道(旧鹿島参宮鉄道は石岡駅~浜駅)の時代は鹿島神宮方面へ向かう定期船の発着港が近くに在る事、終点駅だった事もあり数多くの乗降客が利用した。
ホームのコンクリートの隙間からも草木が生え、自然の侵食はこれからも進みそうです。鹿島鉄道の廃駅の中では廃的に一番成長が期待される物件です、今後も是非訪れたいと思っています。
そうそう、最初に話した他の駅舎の話。解体事情は廃線ゆえに仕方の無い事だけど気に成ったのは2011年3月に襲った震災の爪痕、この地震の影響で随分と撤去のスケジュールが前倒しされたそうだ。震災時のこの周辺のレポートが在る、参考にどうぞ。
鉄道のある風景weblog - 茨城の震災被災地域に、野次馬に行ってきた
http://blog.livedoor.jp/nekosuki600/archives/51843908.html
こりゃ凄いね、こんなだったんだ。
駅入口、手前は駐輪所かな。
ここが駅前だなんて普通は思わないだろう、だけれど地方にはまだまだこの様な駅が現役で稼動していて地元住民の大切な交通手段に成っている事を思うとずっと残って欲しいって願う。
すっかりと浜駅に惚れ込んじゃって夏場の訪問も決めてしまったのだけど今回の旅はまだ終わりじゃない、実はこの次に行く予定だった「巴川駅」は解体の真っ最中。鉾田駅も解体されてしまった為、実質的に「坂戸駅」が最終地点に。次回は心揺さぶる悪戯書きが残る「坂戸駅」をご紹介しましょう。
鹿島鉄道 - ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e9%b9%bf%e5%b3%b6%e9%89%84%e9%81%93
鹿島鉄道線 - ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e9%b9%bf%e5%b3%b6%e9%89%84%e9%81%93%e7%b7%9a
浜駅 - ウィキペディア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%e6%b5%9c%e9%a7%85
アプローチ
霞ヶ浦の上方を通る国道355号線、浜駅への交差点は目印に乏しい為地図を参照。
地図リンク
https://goo.gl/maps/NiAxCvaTkCr
photograph - nee
ここから下はブログ内容と一切関係ないブログサービスの広告スペースです、誤ったクリックなどにご注意下さい