栃木県│白雲瀧
滅びの美学 [ 廃墟・廃屋・遺跡・廃村・廃道 ] 探索 - 白雲瀧(華厳渓谷/鵲橋)
※ 2015年05月、一年振りに再アタックして来ました。崩落箇所は危険でしたがその先には以前見た素晴らしい風景が待っていました、夏の撮影訪問前の事前調査でしたが追加エントリーをどうぞ。
上のバナーをクリックすると再訪レポートに飛びます。
※ 2014年05月現在、ガレ場壁面から先が崩落して大変危険です。スロープ(配管整備用)より先は行けません。
海外放浪から帰国して国内にやっとこ興味を持ったのが20代前半、J53に登山用具とキャノンデールを積み込んで日本をグルグルっと2周位した。その中で随分と長い期間、まぁ長いと言っても3ヶ月程の間。旅費算出の為に働きながら滞在した場所が在る、栃木県は奥日光。
奥日光の湯元温泉で働いて居た期間、仕事をしながら結構付近を歩き回りまして。金精峠を越えて片品村から鳩待峠経由で尾瀬(※1)を歩き回ったりマタギの方に霧降の滝裏手に残る旧道(※2)へ誘われ、山菜摘んだり釣りしたり。その中でもちょっと危なくて面白かったのが華厳の瀧で有名な華厳渓谷、今回はこの華厳渓谷が舞台と成る山屋で沢屋なお話だ。
※1:尾瀬ロッジと山ノ鼻山荘でも数ヶ月働きました、7月後半に雪降るわ熊が暴れるわ…ああ、尾瀬ビル喰いてぇよ。
※2:2014年に違う旧道経由ですが霧降の滝の滝壺と滝口へ来訪しました、詳細は以下バナーより。
今でこそ知る者は減ってしまたけどそれはそれは素晴らしい滝が華厳の滝から程近い場所に今でもドバドバしている、この場所へは山好きさんには有名な華厳渓谷を練り歩く有名なルートが御座いまして。僕は以前そのルートで言った事が有ったのだけど今回は廃道さんが大好きなサイト「山行が」上で取り上げられたコースが気に成ったのでその辺を考慮して歩こうかなぁと。
あ、目的地。まだ言ってなかったよ、目的地。
白雲瀧
今回ワタクシが目指すのはこの日光では聞きなれない「白雲瀧」と言う本当に素晴らしい滝なのです、この滝に関しては既述の「山行が」さんで詳しくレポートされているので是非ご覧下さい。
山さ行がねが - 橋梁レポート 華厳渓谷と鵲橋
http://yamaiga.com/bridge/kasasagi/main.html
さてさて、最初に注意したいのだけど今回のルート…登山未経験者さんは元よりビギナーさんにもちょっと危険な場所が多いのでオススメ出来ない。エントリー内では独自開拓ルートも含め、滝の昇降等も在ってルートファインディングが出来ないと迷う可能性も在ります。
また夏場は茂っちゃってまったくホントにもう、ホントに。
なので挑戦したい方は経験者さんと一緒か完全な自己責任でお願いします、ガレ場に慣れてる方ならチョロいレベルですが地震の影響か部分的に地すべりしている場所(※3)が在りますのでロープが在ると便利です。
※3:崩落が進み、現在入渓は困難です。沢屋さんか岩屋さん同行で行って下さい。
それではレポートを開始しましょうか、例によってこの物件の詳細は最後尾に。興味の在る方は是非続けてお読み下さいませ。
まずはどんな行程なのかを簡単にご説明しようか。
写真を見て貰うと解るけど華厳の滝から見手前に延びる崖が丁度崩れている様な地形が在る、ココが今回のアタックで唯一(違う場所からは数ルート在ります)目的地へのルートと成る。
実際は途中で滝を昇っているから記したコースとは若干異なるけど気にしない。
地図上ではココだ。(クリックするとヤフーマップへリンク)
明るく囲んだ場所一体を今回歩いた訳だけど…うーん正直歩くってのとはちょっと違うな。途中途中にガレが在ったり崩れた斜面が在ったりでホントにビギナーさんにはオススメ出来ない状況が続く。
国土地図には「白雲瀧」が描かれていた、しかし道はない。まあでも等高線見る限りどうにか成りそうな地形だし渓谷まで出てしまえば行った事在るから何とか成るでしょ。
さて、それではスタートしますか。写真右側に見える石碑は白雲瀧への道を開拓した星野五郎平が建てた物、石碑には「明治三十三年十月開鑿竣工 星野五郎平」と記されていた。現在は廃道どころか道筋さえ残されていない、しかも夏場で茂々しい一帯だがまあ何となく歩く。いつも何となくだし。
地図上でココから山へ入る事に成ります、左側の山の麓を舐める様に歩きます。
この区間は右手に国道120号が顔を覗かせ、人の気配も近隣のレストランや市営駐車場から感じ取る事が出来る。
さて、ここからが本番だ。最初の難関で在る崖に挟まれた急斜面区間だ、この場所は地すべりを起こしており地盤が非常に緩い。そして樹木が疎らでハング出来る物が少ないので太めの枝を見繕って降下した。
え?ココ降りるの?マジで?
あ、そう言えばココ「山行が」さんでも通ってたな。んじゃ大丈夫だろう、因みにココは自然の滝では無くて自然放水を前提とした生活廃水の処理後排出口の下部。まあ…うん、結構浴びた気もするけど。
昭和後期に設置された梯子(配管整備用)だそうで現在は劣化していて危険と聞く、なので写真左側の岩場を這いながら降下する。
岩場にへばり付いて降下中、何やら頭上でブーンと大きな羽音がする。しかも2匹いる、オレンジとクロの縞々で強力な顎の持ち主で1日70キロの連続飛行が出来て時速90キロで飛べて無限針持ってて毒性最悪のアイツです。
しかも僕ってば過去に2度ほど刺されておりましてアナフィラキシーがおっかねぇええ。
これはアレだ。
[注意点]
この辺は沢全体がナメ部分で占めていて流れの場所を下るのは止めた方が宜しいでおま。
崖と崖の間を抜け、等高線が若干集中している斜面まで来ました。ココは鬱蒼と樹木や草が茂っているお陰で傾斜がキツくても木の根が足掛かりに成って比較的楽、それでもやっぱり気を抜くと滑るです。
これ、解り辛いけど凄っい傾斜なんですよ。ホントですよ。ってかまだ滝登ってないのに身体が滝の様な汗を…。因みに中央の道筋は道ではなく、成り掛けのガリーさんです。
最後の難関、滝沿いの急斜面です。
マッシブなガレ場スタートのお知らせ。
と、その時である。僕の右手がフックしてた筈の岩がポロっとしやがりましてってうわあああぁぁぁあああっ痛っってぇええええっ。
凄い落ちました。(問題に成る様な怪我なし・カメラ無傷)
そして割りとガチでびっくらこいた。
今回のルートが一時期話題に成った事が在る。1990年代後半、釣り雑誌にこの場所が掲載されて人が結構入り込んだのだ。その後は地元の人が滝の上流部に網や籠を仕掛けたり釣りをする位、写真に見えるトラロープはその様な方達が定期的に設置している様です。
鵲橋が見えてきた。
割橋(※4)は好きだけれどもこう言う橋はちょっと…えっと余り興味在りません、件の「山行が」さんで詳しくレポートされているので興味のある方は是非そちらを。
※4:えーと最近はスッカリご無沙汰ですが詳しくは以下バナーより
今と成っては観光客も来る事適わず、ヒッソリと静かに朽ちるのを待つ石造の橋を登る。
右側には「白雲の瀧」、左側には「かささぎ橋」と書かれています。この橋を渡り山中を抜けると華厳瀧へ向う事に成ります、元々は華厳渓谷遊歩道として機能していたのだけど現在は馬道発電所(※5)の管理用通路として使用されているので侵入禁止です。
※5:華厳渓谷下流に位置する古河日光発電が擁する発電所、現在も稼動中している。
馬道発電所 - 水力ドットコム
http://www.suiryoku.com/gallery/tochigi/umamichi/umamichi.html
そうそう、コレが目的だった白雲瀧のお姿です。鵲橋から正面に見える絶景で華厳渓谷遊歩道の目玉(華厳を除いて)でも在りました、水量も多くて素晴らしい。えらいベッピンさんや、ホントに来て良かった。しかし僕にはまだ仕事が残っている、そうこの瀧を昇るのだ。
[注意点]
通常のシャワークライムと違ってこの場所は非常に危険な地形の滝です、絶対に真似しないで下さい。水量も多く、単独でのアタックはほとんど自殺行為です。また救助は絶望的な場所と思って下さい。
恐らくココまでスタートから1時間経ってない、それなのに結構疲れてる自分に驚く。そうか、コレが加齢か…。コレが現実ってやつなのか…。
しかしこの絶景、魂持っていかれる美しさだな。次回来る時はバッテリーグリップ付のデジイチなんて馬鹿なもん持ってこないでコンデジにしよう、それと装備ちゃんとして崖とかラペリングしよう。
んじゃ行くぜよ、白雲さんに挑戦だ。
いや、なんとなくそんな予感はあった…。
あったけどさぁ…。
これは美し過ぎるだろっ。
上流部、実はまだもう少し先が在りますが流石にジップロック+ウレタン巻き巻きのカメラが心配で荷物を放置してアタックしました。幸いにして派手に転がり落ちましたが身一つなので被害なし。
沢屋として挑戦したかったって言うよりカメラ装備が邪魔でフリーの状態でのシャワークライムがどうしてもしたくて…、沢シューズでもないし鋲付きグローブも無し。本来はドライスーツにヘルメット、ハーネス類も装着するのだけど我慢出来なかった。どうしても直ぐに登りたかった、これは絶対にしちゃ駄目な事。単独アタックもこの傾斜と水量はベテランでもかなり危ないレベル、まあ廃道目的なら問題はないでしょう(それでも十分気をつけて)。
死ぬかと思ったけどなんとか致命傷で済みました。
[総合的な注意点]
フック出来る場所は多いです、ですが全体的にナメが多くて滑るとポックリな場合も在ります。水量も多くてスパイクソック(沢用の特殊なシューズ)や沢用アイゼンが有った方が安心して登れます、今回は普通のブーツで登りましたが案の定滑り落ちる事数回…。
正直に白状します、今回アタック(シャワークライム)する予定じゃ在りませんでした。ルート確認の為に下見して入口と簡単な地形が解れば良いなぁって気持ちで装備はツナギにブーツ+ゲイター、アームカバー、グローブ。バックパックの中にはレインスーツとカメラのみ、コレはイケマセンです。
どんな山でも沢でも、絶対に油断だけはしては駄目。
軽い気持ちで行ったけど、ノリで滝登ったけど。でも本当はシッカリと準備、用意をして挑んで欲しい場所です。もし行かれる方はたとえ廃道目的だとしてもその辺に留意して欲しいと思います、怪我の準備と虫対策も在ると尚良いと思います。
それでは白雲瀧の詳細といきましょうか。
白雲瀧(白雲の滝)
華厳の瀧と双璧を為す美しさ
日本国内では日本三名瀑の内に数えられ、古くから愛された華厳の瀧。発見者は勝道上人との説が常説と言われるが諸説語られる、また命名は仏教経典の1つである華厳経から。付近の滝には五時八教説からそれぞれ命名された滝が昔から知られている、豊富なら水量を誇る中善寺から流れ落ちる美しさは歴代の偉人達にも影響を与えた程とされている。
その中で汚名として刻まれる史事に「自殺の名所」とされた時期が在る、有名な藤村操の投身自殺がキッカケと成り、その後に出版された雑誌に掲載された「巌頭之感」が多くの文学家達の興味を引く結果と成る。
藤村操の通っていた、一高で彼のクラスを英語教科で担当した夏目漱石の晩年に暗い影を落とした投身自殺と言う話題性も有って現在でも多くが語られるに到る。現在ではそんな話題も成りを潜めた華厳の瀧、その美しさにおいて双璧を為す瀧が発見されたのが1890年代(1892年頃との記載資料あり)。その新しく発見された瀧こそ白雲瀧だ。
偶然の発見だった白雲瀧
白雲瀧は華厳の瀧の滝壺へ至る道を開拓した星野五郎平が道を切り開く過程において発見した瀧だ、1890年から開始された華厳の瀧滝壺までの遊歩道開発で思いもよらない産物だったろう。
明治時代後期から昭和初期まで(昭和10年位までとの記載資料あり)は華厳瀧を擁する華厳渓谷に渓谷遊歩道が設置されており、華厳の瀧滝壺から現在の国道120号線(いろは坂内)途中の大谷川支流まで数キロのトレッキングコースが存在した。新しく発見された瀧を含む滝壺への道は1900年に完成しており、華厳の瀧エレベーターが完成して間もなくまでの間40年近くは使用されて居た様だ。
写真:栃木県日光市立図書館
その当時に設置されたのが今回のレポートでも写真を掲載した「鵲橋」、石造の橋だが通る物が居なくなって80年近く、静かに朽ちて行くのを待つ筈だったろう。
地元の釣り好きと全国の釣り好き
実はこの華厳渓谷、釣り好きの間では意外と知られているポイントの様だ。また昔から太平山に出入りしているマタギの方や地元の釣り好きにも華厳渓谷が実質閉鎖されてからも良く訪れる場所としてその道筋は残されていた、しかも馬道発電所が設置されてからは関係者や工事関係者が工事要路(※)として使用していた様で行政にもその様な記録が残っている。
※ 華厳渓谷の数箇所は馬道発電所の管理区域と成っていて立入禁止です。
※ 華厳瀧付近は市が関している管理区域と成っていて立入禁止です。
つまりは廃道でも廃橋でもなく、現在も一部の人には使用されている現役さんだった訳です。その証拠に鵲橋付近は去年と今年にそれぞれ小規模ですが工事の手が入っています、橋自体の補修は予定に無いそうですが階段や道は今後も追加工事が行なわれる様です。
さて、この華厳渓谷。1990年代に再度注目を浴びる事に成ります、当時発刊されていた釣り雑誌にこの場所が掲載され、場所も比較的解りやすく解説されて居た為か沢山の人が押し寄せる結果と成りました。それによって地元の方と全国から訪れた釣り好きの間でトラブルも起きたようです、白雲瀧へ至る過程で沢山の懐かしいジュースの空き缶などを発見しましたがコレはこの時の物の様です。
白雲瀧の現在
この美しい白雲瀧、間近で見るには成人男性平均値の体力と少々の登山経験が有れば大丈夫ですがやや危険な場所も在るのでオススメは出来ません。ルートファインディングと沢登りのスキルが有れば楽しい滝登りも可能ですがやはり単騎アプローチは無謀でしょう、下流から華厳の瀧へ到る旧遊歩道は結構時間が掛かりますが現在でもアクセス可能です。
気軽に見るなら明智平から華厳の瀧左下にその雄姿を望む事が出来ます。が、迫力にはどうしても欠けてしまいます、地元の釣り好きさんは定期的に白雲瀧の上流部に仕掛けを置きに訪れていますのでお知り合いであれば連れて行って貰うのが一番確実でしょう。
関係者が訪れると言っても極僅か、とても静かな渓谷に響き渡る滝の音を人知れず轟かせている白雲瀧。アクセスは容易でない事を今一度留意して頂ければ自己責任で是非、美しい景観が貴方を待っている事でしょう。
真夜中のミッドナイト、夢の中でテニスラケットを振り廻しながらノッポさんが言うのです「出来るかどうかじゃねぇ、やるんだよ」と。その後ノッポさんがゴン太くんにスターシップ・ペインをおみまいした所で目が覚めました、もう梅雨ですね(じっとり)。
大変ご無沙汰しておりました、白雲瀧さんにまたお逢い出来て光栄であります。
そうなのです、行って来ましたよ白雲さんに。新人研修最後の実施として計画したこの再訪、昨年の崩落箇所も更に危ない感じに進行してましたがまあどうって事ないレベルなのでサクっと行って来ました。と、言っても既に私達満身創痍であります。
そう、これの後に追っかけで行ったのですがGWの大渋滞にハマり込んでしまい、通常なら20分で行ける所を2時間以上を要すると言うね。もうね、ホントね。
到着は15時を過ぎて辺りは薄暗く成って来ました、16時をリミットにアタック開始。滝付近では降下したいとも考えていたので少々先を急ぐとしましょうか、で写真はいきなり核心と成ります。
崩落箇所、フリーで十分行けますが滑り出したら数百メートル滑落する恐れもあります。まずはワタクシがロープでルートを確保、それに引き続き新人さん2人が続きます。
この場所は岩は浮きガレ、斜面はキツイ、ステップもフックも少ないと言う新人泣かせのポイントですが慣れてしまえば恐らく2人ともフリーでトラバース可能なレベル(※1)です。
※1:登山、沢経験が無い方の単独行は絶対に反対します。
崩落箇所について
実は年々排水滝周囲が少しづつ崩落しています、特に最初の浮きガレ地帯は非常に危険な状態と成っており、2011年の初来訪から比べると一般の方の突破は危険を伴うと予想されます。そして問題の崩落箇所、ここは壁面(岩盤)の岩と斜面がズリ落ちている感じですが最初に大きな崩壊が在ったと判断出来ます。なのでトラバース時、何でも無い様に見えて突然崩れる事が在るかもしれません。自己責任での来訪は当然基本ですが出来る限りの注意と装備で行かれる事をお奨めします、若しくは別ルートを選択するのも良いでしょう。
華厳渓谷には幾つかの入渓ルートが在るのでそちらを利用するのが一番かと思います、多くの山菜取りや釣人はそのルートで入山入渓しています。ただアプローチに掛かる時間は3倍程と留意下さい。
核心から10分程で白雲瀧に到着、もう夕闇が迫る時間だ。リミットの16時が近づきながらも久し振りに来た感慨深さと興奮絶頂の新人さん2人の撮影欲は収まるところを知らず、3人であっちへフラフラこっちへフラフラ。
そして相変わらずの美しさでこんにちわ、白雲瀧さん…ずっとお逢いしたかったです。
GWのこの近辺はまだ新緑に勢いが無く、滝付近は更に気温が低い為に茂り具合が周囲の山々より遅い様です。ならばと再度新人2人(+今後加入予定の新人1人)を連れて今夏の再訪を誓ったのでした、夏の白雲さんは別格やで。
あとドライスーツも忘れんといてな、ここ下流から登るやで(※2)。
※2:対岸登ったりと色々と計画中です、今迄の白雲瀧とは違った風景をお見せ出来ればと思っています。
現地に着いて更にロープを垂らす、結構ギリギリの場所まで降りて来たけれど時間はリミット間近。今の装備なら向こう岸に渡れるけれど新人2人を置いて無理も出来ないか…って事で撤収です。
山行がさんを見て挑戦されている方もいる様ですがハッキリ申し上げましょう、未経験+無装備は自殺行為です。行けたとしても、帰って来れたとしても。それはただ単に運が良かっただけです、確かに踏破レベルは非常に低いですがそれも数多の経験が有ってこそ。
行政サイドも今後この「白雲瀧」を再び観光資源として活用しようと動き出している最中です、明確化するのはもう少し先ですが地元市議さんとお話した時に確かにそんな事(※3)を…おっとコレ以上は。
多少の時間は掛かりますが安全に行ける時が必ず来ます、山に不慣れな方は今暫くお待ち頂く事が何よりでしょう。沢屋さんにとっては鼻穿りながら行けるルートなのでまあ適当に、途中に絶壁ポイントが在るのでそこからラペで降下しても楽しそうですよ。
再訪の正式なエントリーは夏以降に成りそうです、それではまた白雲さんでお逢いしましょう。
かささぎ橋の補修作業
2013年の段階で計画されていましたがやはり行われた様です、橋の階段部分がコンクリートで補修され、華厳の滝から続く管理通路も少々ルートが変更される感じで整備がされていました。
これは…もしや…アレ(※3)が始まるの、か…。
※3:アレですよ、アレ。議会提出がされていない内容なので明言出来なくて申し訳ないです、その内にまた正確な情報を。
本日は以上です。
アプローチ
中禅寺湖T字路から国道120号線下り方面(いろは下り)のみとなる分岐部分、手前のガソリンスタンドが目印。石碑は道路から比較的発見し易いので入口は間違わないと思います。
地図リンク
http://goo.gl/maps/CuZ18
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